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 Akamaiでは、四半期ごとに自社のサービスで得られた大量のデータを詳細に分析しています。毎回、新たなことがらを発見するのですが、2016年第3四半期も例外ではなく、驚くべきことが起きました。Miraiと呼ばれるボットネットが10月にインターネットで話題を集めたのをご存知の方もいらっしゃるでしょう。

 このMiraiボットネットが、インターネットに星の数ほど存在する攻撃プラットフォームと異なるのは、これが乗っ取られたIoT(Internet of Things)」機器」上に構築されている点です。以前、家にあるコーヒーメーカーや冷蔵庫が攻撃を開始する可能性を、冗談でよく話したものですが、これほどにすぐに現実のものとなるとは誰もが考えていませんでした。

 2016年10月に、この世の中の認識をひっくり返す事象を世界は目の当たりにしました。攻撃者は世界中に配置されていた監視カメラなどのIoT機器を強力なロボット兵団にしてしまったのです。Miraiボットネットは、DNSサービスを提供する米Dyn社に対する大規模攻撃の一部にも利用され、この攻撃の結果、SNSや動画配信、その他の多くの企業のビジネスを支えていたDNSサービスを中断に追い込んだと報じられています。

 では、なぜ、IoTを利用した攻撃が拡大したのでしょうか?

米国時間の2013423日、2012年第4四半期版のインターネットの現状(The State Of The Internet/SOTI)が公開されました(現状では英語版のみの公開です)。

 http://www.akamai.com/stateoftheinternet/

今回も色々なトピックが入っていますが、大きなトピックの1つはDDoSに関連する記事が入ったことです。ここではSOTIDDoS部分についていくつかのトピックをご紹介します。

Webサイトセキュリティ

アカマイでは四半期に一度、インターネットの現状(The State of The Internet)というレポートを刊行しているのですが、ご覧になられたことはありますか?

インターネットの現状

新聞やニュースなどで取り上げられる際は日本の接続速度が世界的にも早い、という部分が主に取り上げられる のですが、実はこの中には攻撃トラフィックの上位発生国やその割合、攻撃対象のポートのレポートなど非常に有益な内容が含まれています。