Akamai Diversity

Akamai Japan ブログ

弊社でお客様サイトのパフォーマンス計測をした際に、非常にアクセス数の多いページが No-Store に設定されている事が良くあります。
これは、そのページに対する全てのリクエストがオリジンサイドにフォワードされることから、オリジンインフラに大きな負荷を与えるだけでなく、レイテンシの増加によりエンドユーザーエクスペリエンスにも悪い影響を与える可能性があります。

キャッシュ設定が出来ないページには、No-Store設定が必要ないくつかの理由が考えられますが、アカマイプラットフォームを活用することで、この課題を解決しキャッシュヒット率を向上させる方法について考えたいと思います。

日本の外からは遅すぎるグローバルWebサイト

2025年の働き方を提示した『ワーク・シフト』の著者リンダ・グラットンは、  未来を形づくる5つの要因として、1. テクノロジーの進化、2. グローバル化の進展、3. 人口構成の変化と長寿化、4. 社会の変化、5. エネルギー・環境問題の深刻化 をあげています。今から 11 年後の未来を予測した非常に興味深い本です。東京オリンピック開催の5年後となる 2025年も、インターネットなしでは考えられない世界になりそうです。

 

多くの企業がグローバルでビジネスを行っていますが、残念ながら、その企業がグローバルに発信するコーポレートWebサイトは満足できるユーザー体験を提供しているとは言えません。下図は最近私が関わった国内企業8社のグローバルWebサイトに対して世界40拠点から計測したパフォーマンス結果(平均値)となります。 

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ECサイト向けのAkamaiのソリューションといえば、主にパフォーマンスの向上やキャッシュによる負荷軽減のソリューションに注目が集まりがちですが、購入処理に進むユーザーのトラフィックをコントロールして、確実に商品を販売するためのソリューションが存在します。

特に期間限定のセールや限定チケットの販売等において、フロントのWEBサイトは問題無く閲覧できるのに、バックエンドの購入処理システムのキャパシティが上限に達してしまい、せっかくの商機を逃してしまうケースが発生し得ます。今回はその課題を解決するソリューション Shopper Prioritization Application(SPA)をご紹介します。


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グローバルWebサイトとは、グローバルに展開する企業の代表となる Web サイトです。かなり乱暴に言うと、日本語を読めない方が、検索エンジン等で企業を探した時に一番最初に見る可能性の高いサイトです。http://www.foo.com/ や http://www.foo-global.com/ などのURLになっていることが多いかもしれません。企業の Web には大きく分けて2つの方向性があります。一つ目は各国や地域の市場に任せて個別最適化すること、二つ目は各国のバラバラな Web を統合する方向です。企業のグローバル進出の歴史や販売方針によってどちらかが選択されるべきで、どちらが良いとか悪いとかいう話ではありません。しかし、どちらにしても、国や地域に依存しない グローバルWeb サイトが重要になっています。
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Eコマースサイトでアカマイサービスを利用頂いている、若しくは利用を検討頂いているお客様との会話で、モバイル(スマートフォンやタブレット等のデバイス)向けサイトに関わる話題が増えています。
内容は、モバイル向けサイトのトラフィックの伸び率や、RUM (real user monitoring) のデータを元に新しいモバイル向けサイトのインフラやデザイン検討など、特にスマフォ向けサイト配信最適化の相談が多いですね。
一方で、スマフォ向けのサイトのトラフィック量や PV は伸びているものの、未だ売上比率は高くないとの話をお伺いするケースが数件あり、気になったのでデータや記事を眺めてみました。
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私が大学卒業後に製造業で働いていた頃、製品ファームウェアにバグが見つかりソフトウエアを変える必要がでると、物流倉庫まで行ってダンボール箱を綺麗に開け、一つ一つ ROM を最新のものに替えていました。人海戦術で大変でしたが、今となっては多くの社員が参加した楽しい思い出です。

しばらくすると、フラッシュROMの技術が出て、倉庫に行く必要もなく、製品にメモリーカードを差し込むことでファームウェアのバージョンをアップロードできるようになりました。これによって、サービスの方が簡単にソフトウェアを変更できるため、製品をリリースした後でもフォームウェアが簡単に変えられるようになりました。

今は、物理的な交換やカードも必要なく、インターネットから最新のファームウェアをダウンロードして、機器が自動的に最新のソフトウェアにバージョンアップできる時代です。身近なところでは、iPhone のアプリケーションは端末の電源を切ることもなく頻繁にバージョンアップできるようになっています。また、テレビやブルーレイプレイヤなども Internet に接続できるのが当たり前になっており、それらも自動的にソフトウエアをバージョンアップできるようになっています。ソフトウェアのバージョンアップが簡単になったことにより、エンドユーザの要望や世の中のトレンドに簡単に追随できるようになりました。

Akamaiのキャッシュ/ブラウザのキャッシュ

以前にもアカマイのコンテンツキャッシュについてこのブログで紹介していますが、サイトの高速化やオリジンサーバリソースの節約(オフロード)といった対策を行う上で、キャッシュを制御することは非常に重要です。
ただ、コンテンツがキャッシュされる場所はアカマイのサーバだけではありません。アカマイに加えて他のキャッシュを制御することも重要になります。
今回はアカマイのキャッシュとブラウザのキャッシュの制御方法について解説します。

CDNを使って落ちないWebサーバを構築する

Webサイトのアクセス数を正しく見積もり設計するのは常にインフラ担当者の課題となります。そのアクセス数の予測によって、システム全体のコストに大きく影響を与えるので頭を悩ますのです。Web サーバ、ロードバランサーの機種や台数の選定、ネットワーク帯域の制約、冗長化設計など多岐に渡って考えなければいけません。過去のアクセス数や将来の需要を鑑みて、要件を定め、最後に突然のピークや予測不能な事項に対応するために安全係数をかけて見積もるケースが多いです。しかし、理想的なリソースの要求はプロジェクトのコスト圧縮によって、安全係数を下げたり、リソースを効率化したり、運用上でカバーして、かなり冷々しながら運用をしているWeb サイトは多いと思われます。予測されたイベントで待機されたり、突発的なアラートで夜間対応されたり Web サーバの運用も楽ではありません。

 Web サイトにはピーク性もあり、突然の予測不能なイベントによって、アクセスが集中することもあります。特にアクセスが集中したときにスパイクと呼ばれる現象が発生します。
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eDNS: Akamaiで信頼のDNS管理

サイトの運営にあたってコンテンツのストレージや配信速度、アクセス制限などのセキュリティー対策などが注目されていますが(もちろんこちらも全てAkamaiの得意分野です)、多くの場合忘れられがちなのがウェブサイトのDNSです。
DNSは世界中のエンドユーザーをサイトに導く重要な役割を果たしている無くてはならない存在です。それと同時にハッキングによりエンドユーザーを不正なサイトに導いたり、DDoS攻撃の標的になってしまう場合もあり、また故意によるものだけではなく天災や事故等による被害に晒される可能性もあります。
Akamaiは世界をリードするネットワークエキスパートとして普段あまり注目されないDNSセキュリティーにもスポットライトを当てています。 
今回はAkamaiが誇る総合DNSソリューション、Enhanced DNS(eDNS)がどのようにDNSを狙った脅威からサイトを守るのか、そしてどのようなビジネスメリットがあるのかをみていきましょう。
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配信パフォーマンス向上技術 - SureRoute

エンドユーザーのページ表示速度への要求が高くなってきている昨今では、配信元のパフォーマンス改善に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。

しかし、配信元のパフォーマンスは改善したものの、エンドユーザーに届くまでのトータルで見てみると、期待通りのパフォーマンスの改善は見られなかったという経験はございませんか?

これは、インターネットの内部のパフォーマンスに影響を受けていることも原因の一つと考えられます。インターネットは独立したネットワークの集合体であり、効率良く通信を可能とする作りとなっていないためです。
例えば、ネットワークを経由していく際に
    • 非効率で遠回りなルートを経由してしまう
    • 混雑しているネットワークを経由してしまう
    • 経由する際のピアリングポイントがボトルネックとなってしまう
    • ネットワーク障害などにより経由することができない
など、様々な可能性が考えられます。
パケットロスによるスループットの低下などもパフォーマンスに影響を与える原因の一つです。また、これらは経路の距離が長ければ長いほど影響は大きくなってしまいます。
さらに、ネットワークに障害が発生した際には、パフォーマンス向上以前に、配信ができなくなってしまう問題も出てきてしまいます。

今回は、これらのインターネット内部の問題を回避し配信パフォーマンスの向上・配信の安定化を実現するための一つの技術である SureRoute をご紹介します。
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