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昨年末に起きたDyn DNSサービスに対するDDoS攻撃は、世界の金融サービス業界全体に多大な影響を及ぼしました。そして、この攻撃から学んだ技術上のリスクと教訓をより深く理解する事例となりました。

2部構成のこのブログの第1部では、この攻撃が銀行、保険会社、そして業界内の他の企業に与えた影響を分析したいと思います。第2部では、金融サービスウェブサイトの技術リスクをよりよく理解するために詳細について掘り下げ、この業界における教訓を引き出す予定です。

※ この記事はAkamai Technologiesの金融サービス担当最高戦略責任者であるRich Bolstridge が執筆したBlog記事の翻訳をもとにしています。

業務アプリケーションやドライバ等のダウンロードコンテンツメインのサイトをアカマイ化する際、Basic認証などの認証がついたコンテンツにどのように対応するのか?といったお問い合わせをよく受けます。この記事では認証付きのコンテンツがあるWebサイトの配信方式について紹介します。

 Akamaiでは、四半期ごとに自社のサービスで得られた大量のデータを詳細に分析しています。毎回、新たなことがらを発見するのですが、2016年第3四半期も例外ではなく、驚くべきことが起きました。Miraiと呼ばれるボットネットが10月にインターネットで話題を集めたのをご存知の方もいらっしゃるでしょう。

 このMiraiボットネットが、インターネットに星の数ほど存在する攻撃プラットフォームと異なるのは、これが乗っ取られたIoT(Internet of Things)」機器」上に構築されている点です。以前、家にあるコーヒーメーカーや冷蔵庫が攻撃を開始する可能性を、冗談でよく話したものですが、これほどにすぐに現実のものとなるとは誰もが考えていませんでした。

 2016年10月に、この世の中の認識をひっくり返す事象を世界は目の当たりにしました。攻撃者は世界中に配置されていた監視カメラなどのIoT機器を強力なロボット兵団にしてしまったのです。Miraiボットネットは、DNSサービスを提供する米Dyn社に対する大規模攻撃の一部にも利用され、この攻撃の結果、SNSや動画配信、その他の多くの企業のビジネスを支えていたDNSサービスを中断に追い込んだと報じられています。

 では、なぜ、IoTを利用した攻撃が拡大したのでしょうか?

CPコードって何?

今回は、アカマイを使い始めて最初に出会うであろうアカマイ用語の一つ「CPコード」についてご紹介します。

CPコードはテクノロジー的な要素ではなく、CDN配信に直接関わるものでもありませんので、あえて理解しようと思って自分で調べた方は少ないと思いますが、上手に使えば非常に便利な仕組みですので、この機会にご理解いただければ幸いです。

WebPagetestをご存知ですか?

WebサイトオーナーやWebサイト運営に関わる皆さん、自社のWebサイトのパフォーマンスを把握されていますか?
Webサイトのパフォーマンスを定期的に測定したり、競合サイトのパフォーマンスと比較してみることは、Web戦略において非常に重要な作業です。その為のパフォーマンス測定ツールには様々なものが存在しますが、今回はその中でも無料で簡単に利用できるWebPagetestについて、基本的な使い方やTips、アカマイ化されたサイトでの活用法についてご紹介します。  

アカマイはインテリジェントプラットフォーム上の様々なサービスによる、インターネットの高速化、安定化、セキュリティの向上という価値をお客様に提供しておりますが、その中には DNSサービスの提供も含まれております。本稿ではアカマイが提供するDNSソリューションについての最新情報をお伝えさせていただきます。

 

アカマイが提供するDNSソリューション
現在アカマイとしては権威DNS側のサービスとして以下の2つのソリューションを提供しております。

  • Fast DNS

お客様の権威サーバーとしてご利用可能なDNSサービス
※以前は Enhanced DNS(eDNS) という名前で提供

  • Global Traffic Management(GTM)

IPアプリケーションのグローバルロードバランシングにご利用可能なDNSサービス

以降、それぞれの概要を記述させていただきます。

 

2016年前半にアカマイはBot Managerという製品を発売しました。 プレスリリース
このブログではボットへの対処の必要性と、Bot Managerがどのようにそれに貢献できるかをお伝えできればと思います。
ボットからのアクセスと聞くとどのようなものを想像されるでしょうか。
WebサイトへのDDoS攻撃やスパム送信等に利用されるボットネット、検索エンジン等が利用するクローラといったものが代表的なものとして挙げられます。
しかしそれ以外にも多種多様なボットが存在し、様々なサイトに対してアクセスを行っているのが現状です。
ここで、それらのボットからのアクセスによる悪影響は、IT側とビジネス側と両方に存在します。
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IoT 時代に求められるネットワーク要件

Internet of Things は新しい概念ではないと思っている方は多いでしょう。私もその一人です。ただし、周りの環境の変化を考慮すると違った見方ができるのではないでしょうか。特にクラウド基盤を安価に使えるようになったことや、アプリを提供するプラットフォームを容易に利用できるようになったことは IoT の可能性を高めています。IoT ではデバイスがサーバに接続するようなケースが想定されますが、送信されたデータを加工して付加価値として提供することに意味があると個人的に思っています。

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今回ご紹介する"Consistent Hashing and Random Trees: Distributed Caching Protocols for Relieving Hot Spots on the World Wide Web"(一貫したハッシングとランダムなツリー: ワールド・ワイド・ウェブでのホットスポットを緩和するための分散キャッシングプロトコル)は、アカマイの提供するCacheについて説明した初期の文献です。

内容は、アクセスが集中するインターネットのサーバの負荷軽減を分散したCacheを利用して解決するということです。ここにアカマイの超分散型アーキテクチャを通じてコンテンツを配信するのに必要なアルゴリズムの原点が記述されています。

本文を読む上で、木(閉路を持たない複数の枝をもつ)による表現と、検索について、ハッシュ法(ここでは、Consistent Hasingと呼んでいます。)の知識があると理解しやすいです。

木については、例として2分木(本文ではN分木です。)を紹介します。木は、節点とそれらを結ぶ枝から構成されています。木には根と呼ばれる特別な節点が一つだけあり、通常、一番上に描かれています。根に近い節点を親節点、親節点で根から遠い節点を子節点と呼びます。2分木なので子節点はちょうど2つ存在します。節点から根までの距離をレベルと呼びます。任意の節点以下の節全体も木となり、これを部分木と呼びます。
2分木の続きとして、ヒープを説明します。
ヒープ:
(1) 根の節点の番号は1とします。
(2) ある節点の番号がiならば、その節点の2つの子節点は2*iと2*i+1とします。
(3) 親の節点は子の節点より大きなデータを持つとします。
ヒープにデータを追加してする操作と最大の要素を取り出す要素の実行時間は、O(logn)となります。

ハッシュ法は、任意に与えられた数に最も近い要素を集合の中から選ぶ問題に適用可能です。任意の数が集合に含まれるかどうかだけが知りたい場合には、ハッシュ法が平均的には最も効率が良いと考えられます。
ハッシュ法では、n個のデータを蓄えるのにその1.5〜2倍のサイズmを持つ配列を用います。ハッシュ法では、データを配列のなかに切り刻んで蓄えます。データxを蓄える場所を決めるために、実数値xを0からm−1までの整数値に変換する関数hash(x)を定めます。関数hash(x)を用いてn個のデータをサイズmの配列に蓄えます。ここでは、正の数のみを考えることにし、0.0というデータは存在しないと仮定します。いろいろなハッシュ関数を考えることができます。

このような木とハッシュ関数の概念によって本文の理解が進むと思います。

興味のある方は、こちらから御覧ください。

https://www.akamai.com/jp/ja/multimedia/documents/technical-publication/consistent-hashing-and-random-trees-distributed-caching-protocols-for-relieving-hot-spots-on-the-world-wide-web-technical-publication.pdf

アカマイでは、他にも様々な基本技術についても「技術関連出版物」(https://www.akamai.com/jp/ja/our-thinking/technical-publications.jsp)でご紹介しています。

(参考)
(1)「計算幾何学」(第2刷)、1992年、浅野哲夫、朝倉書店、ISBN4-254-11053-7 C 3041

 

中国でのビジネスを加速させるChina CDN

複雑な中国のインターネット事情

急速に増加している中国のインターネット人口は現在6億4千9百万人(※)と言われ日本企業にとってもB2CのみならずB2Bの領域においても重要な市場となっています。

 ※中国インターネット発展状況統計報告(中国互聯網絡発展状況統計報告),Xinhuanet(新華網)参照

しかし、中国の通信状況はよいものとは言えません。中国内のISP間のピアリング問題、P2Pトラフィックの増加など複雑なネットワーク事情があります。そのため日本国内から中国にコンテンツを配信する際、通信が不安定でパフォーマンスが出ないといった課題に直面しています。今回は中国向けにWebアプリケーションのパフォーマンスを向上し、安定的に配信できるソリューションChinaCDNをご紹介します。

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