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Prolexicの強化 - 大阪など世界に緩和拠点を追加!DDoS緩和容量を7.8Tbpsに引き上げ

 今年10月、アカマイは新たに大阪とシンガポールの2つのProlexic スクラビングセンター(DDoS緩和ポイント)の開設を発表しました。このセンターは今年開設を進めてきた他の9つのスクラビングセンター(開設済)に続くもので、APJ(日本を含むアジア太平洋地域)のリージョンでは、これまでの東京、香港、シドニーのスクラビングセンターに追加される設備となります。シンガポールのスクラビングセンターはすでに稼働を開始しており、大阪はこれに続く計画です。これらの新しいスクラビングセンターのDDoS緩和キャパシティは合計約800Gbpsとなり、この追加で単独の攻撃への緩和キャパシティを、Prolexicプラットフォーム全体で7.8Tbpsに引き上げます。

 大阪のスクラビングセンター開設により、大阪に設置されたデータセンターをお持ちのお客様に、DDoS緩和時のルーティングに伴う遅延を最小化してサービスを提供できるようになります。これは、DDoS緩和時にこれまで東京のスクラビング経由になっていた、大阪のエンドユーザから大阪地区のデータセンターに向かうトラフィックを大阪地区で折り返して処理でき、ラウンドトリップ・パフォーマンスが向上するためです。また、日本のお客様には、スクラビングセンター~お客様データセンター間のGREトンネル接続構成において、東京、大阪の国内2拠点で冗長構成が取れるようになり、レジリエンシーを強化できます。

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Akamai Prolexic スクラビングセンター拡張計画

 2018年2月、アカマイは1.3Tbpsでピークに達した記録的なmemcached DDoS攻撃に対して標的となったお客様への攻撃緩和に成功しました。この攻撃の時点で、Prolexicの総緩和キャパシティは 3.5Tbpsでした。アカマイは攻撃規模の拡大を見越したProlexicプラットフォームへの継続的な投資を続けており、近い将来起こりうる最大規模のDDoS攻撃を軽減するために十分な帯域幅を確保するため、過去に発生した最大規模のDDoSの3~5倍の緩和キャパシティを持つよう設計をしています。今回の一連の世界のスクラビングセンターの増設、総緩和キャパシティ7.8Tbpsへの増強はこの設計方針を反映したものです。

 これらのスクラビングセンターの拡張によるDDoS緩和容量の拡張と並行して、顧客データセンターとのGREトンネル(DDoS緩和後のClean Trafficeの送信)を最大6.0GbpsのCIRレートまで拡張して提供が可能になります。大量のデータアクセス(データセンターに向かう方向のトラフィック)が発生するケースがありましたら、ご相談ください。

 大阪など新規に拡張されるスクラビングセンターや拡張されたGREトンネル接続のご利用可能日程については、アカマイまでお問い合わせください。

 この一連のProlexic プラットフォームの拡張計画については、今春の英語のブログ記事になりますが、こちらをご参照ください。

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