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Luna トラフィックレポートの確認方法

みなさん、こんにちは。
アカマイ・テクノロジーズ西日本支店の熊澤です。

今日は、Lunaのトラフィックレポートの見方のおさらいをしたいと思います。
Akamaiのサイト配信を使っているけど、あまりLunaは見たことがない方向けの記事です。

WAFをご利用のお客様が急増していますのでセキュリティ関連のレポートの見方もご紹介したいところですが、それは次回にいたします。

早速ですが、私がよく使うレポートは、以下の3つ。

・オフロード
・レスポンス
・ユニークビジター

これらのレポートは、Lunaのお客様名の右側、「モニター」から選ぶことができます。可能であればご自身のサイトのデータを使ってLunaのレポートを覗いてみてください。

まず、オフロードのレポートを見ていきます。
「モニター」→「オフロード」としても、

!この要求に対するデータがありません。選択内容を変更して再提出してください。

と表示されていないでしょうか。
実はここで躓くお客様が非常に多く、あきらめてしまうお客様が多いのです。
今日は諦めず次の操作をお願いします。

オフロードと書かれたレポート名の右側に、「変更」ボタンがあります。
こちらで表示したいデータのCPコードを選ぶ必要があるのです。

CPコードのソート順(名前 or ID)により、"test trafic"や"test storage"などのトラフィックが最上位に登録され、それがデフォルトになり、データがないという事態がよく起こります。

それではレポートを見ていきます。

・オフロード

screenLuna0228.png

こちらは、Akamaiのキャッシュ機能がどのくらい働いているかを確認するレポートです。Akamaiエッジで返却したトラフィックとお客様オリジンで返したトラフィックのヒット数とボリュームを確認することができますので、サイトにアクセスが集中したタイミングや、どのくらいのボリュームを捌いたかをおおよそ掴むのに適していると思います。

月のヒット数やトラフィック量をだいたい知りたい場合、エッジ合計、オリジン合計が右に出ていますので確認できます。
広告を打った日などのトラフィック量をつかみたい場合、どの程度キャッシュで捌いていてオリジンにどの程度到達したかを確認し、その後レスポンスはどうだったかなどの分析につながるので最初に確認するレポートとして適していると考えます。

またトップURLのレポートは、どのPathへのアクセスが多くなっているか、アクセスが多いのにキャッシュできていないファイルは何かを確認することが可能です。こちらを使ってオフロード率の改善案を立てることができます。

・レスポンス

screenLuna0228-2.png

こちらは、HTTPレスポンスコードを確認します。
レポートを表示した後、各グラフの下にある、2XX, 3XX, 4XXなどをクリックしてみてください。
これでそれぞれのレスポンスコードのグラフを消すことができます。200 okなどのグラフを消すことにより、調べたいレスポンスコードのグラフが際立ちます。

このグラフを用いて、例えば、5XXのサーバーエラーが増えていないかなどを確認します。

いろいろありますが、我々がよく見るレスポンスコードは下記の3つだと思います。

404 not found

こちらは、いわゆるリンク切れです。コンテンツが削除されているのに、ユーザーやボットがそのURLにアクセスしようとすると発生します。サイトの運営や構造上、ある程度は仕方のない部分があるかもしれませんが、リンク切れは利用者からすると残念ですし、SEO対策のポイントに含まれていると言われています。

302 redirect

文字通りリダイレクトが発生している回数です。オリジンでリダイレクトが多発している場合は、Akamaiエッジでリダイレクト処理をさせることによりサイトパフォーマンスを上げ、オリジンのリソースを節約できます。

304 not modified

こちらはキャッシュに関わるレスポンスコードです。304はキャッシュ対象コンテンツがオリジン側で変更がなく、キャッシュの生存期間を延長する場合に利用されています。
304が多ければもしかするとAkamai側のキャッシュの生存期間をもっと伸ばせる可能性があります。これはコンテンツの更新頻度と関係しますので検討が必要ですが、オフロード率を上げることができるかもしれません。

・ユニークビジター

screenLuna0228-3.png

こちらのグラフでは、接続元の国や、使用しているデバイスのOSやブラウザを確認することができます。
利用者の中に古いブラウザを使っている方がいるかどうか、
国別の利用頻度はどうか、想定外のロケーションからアクセスをされていないかどうか、
細かく確認するには別途RUM(RealUserMonitoring)などの補助も必要かもしれないのですが、このレポートは、利用者の多いデバイス、地域を考慮したサイト作りに活かせると思いますし、利用者として想定していないトラフィックを発見できるかもしれません。

あと、基本のレポートとしてはユーザートラフィックとパフォーマンスのレポートが残っています。

・ユーザートラフィック

下の方に、CPコード別のヒット数とボリュームの表が出ているので、たまにお客様にご案内することがあります。
CPコードを使いこなしているお客さまは、トラフィックを分割して管理するために使われていますが、それぞれCPコード別にどのくらい配信をしているのか知りたい場合にここで確認できます。
これはオフロードのレポートにも、同内容CPコード別のエッジ応答とオリジン応答の比率がでているので、オフロードのレポートでも確認することができます。

・パフォーマンス

こちらは、経路最適化のグラフと、オフロードのレポートのサマリーとなっています。

あとは豆知識ですが、Lunaはブラウザ毎にレポートの検索条件などを維持しているので、契約が複数ある場合などは別ブラウザでLunaを立ち上げるとストレスなくLunaを使いこなせる場合があります。

今日はここまでです。

Luna活用の一歩になれば幸いです。

次回はセキュリティレポートの見方をご紹介いたします。

アカマイ熊澤

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