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大切な商機を逃さないECサイトの構築 - SPA

ECサイト向けのAkamaiのソリューションといえば、主にパフォーマンスの向上やキャッシュによる負荷軽減のソリューションに注目が集まりがちですが、購入処理に進むユーザーのトラフィックをコントロールして、確実に商品を販売するためのソリューションが存在します。

特に期間限定のセールや限定チケットの販売等において、フロントのWEBサイトは問題無く閲覧できるのに、バックエンドの購入処理システムのキャパシティが上限に達してしまい、せっかくの商機を逃してしまうケースが発生し得ます。今回はその課題を解決するソリューション Shopper Prioritization Application(SPA)をご紹介します。


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SPA はWEBサイト全体をAkamai化(Akamai経由でサイト全体を配信)されている場合に、追加可能なアドオンモジュールです。SPAを適用したペー ジは、確率設定ファイル(お客様のサーバやAkamaiのストレージに配置)に指定された値(Probability Value)に従って、アクセスされたユーザーを抽選し、購入プロセスに進むユーザーを絞り込む事が可能となります。購入プロセスに進めなかったユーザー については、Waiting Roomへ誘導され、次の抽選が実施されるまで購入プロセスに進む事が出来ません。購入処理のシステムリソースの空き状況にあわせて確率設定をコントロー ルすることにより、キャパシティを超えるユーザーが購入プロセスに進んでしまうのを防ぐ事が可能となります。
Waiting Roomのページは商品説明のビデオやプレミアム会員へのプロモーションコンテンツ等を配置いただくことになりますが、Waiting RoomのコンテンツをAkamaiのNet Storageに配置頂ければ、ECサイト側のリソースに対する負荷はありません。


SPAは任意のページにピンポイントで適用することが可能ですので(Pathや拡張子で指定)特別な商品のページや特定のカテゴリだけを対象にすることが 可能です。また、予め優先ユーザーの定義(Cookie 等で指定)をしておくことによって、抽選処理をパスして必ず購入処理に進む事ができる特権ユーザーを設定することができます。例えば、アクセス集中時に は、データベースへの接続が発生するページへの新規アクセスを一部Waiting Roomへ誘導し、購入意思のあるユーザーだけを優先的に処理することが可能となります。

spa2.png

















SPA導入に必要な主な作業


通常のAkamaiサービス導入後、
  • SPA対象をPath, 拡張子などで指定
  • Waiting Roomページの作成と配信用ホストの設定
  • Cookie Expireなどの詳細情報の決定
※ コンテンツ自体に手を加える必要はありません。


運用時の作業:
  • 確率設定ファイル(probability.esi)の更新

   -1, 0 から100の値でパーセンテージを指定します。(-1の場合は全ユーザーをWaiting Roomへ誘導)
     AkamaiのサーバがHTTP経由で定期的にこのファイルを取得し、設定を反映します。

probability.esi 

spa3.png





Akamai のサービスを導入頂いているサイト(Dynamic Site Accelerator, AQUA ION)であれば、SPAのモジュールを追加することが可能ですので、期間限定セールや大規模なセールスプロモーションを実施される際には、是非SPAの 導入を御検討ください。



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