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アカマイの歴史

大学の学術が実際に商用化され、会社設立に繋がり、社会に貢献してきたケースは数多くあります。しかし研究としては優れたものが会社の形になるまでには相当の努力が隠れていると思います。

世界のトラフィックの約23割を捌いている「アカマイ」も最初は「ウェブの高速化」と「オリジンの負荷軽減」などを実現するための大学の学術からスタートしました。

1995年初頭、Massachusetts Institute of Technology MIT)ではある学問的な問題が提起されました。それはワールド・ワイド・ウェブの考案者である、MITTim Berners-Lee 氏が当時オフィスが隣接していたTom Leighton 博士に次のような課題を提起したことです。

"「特定のウェブサイトにエンドユーザーのアクセスが一時的に増加しボトルネックになる問題」 「特定のインターネット経路に問題があり接続が出来なくなる問題」に対して、よいソリューションになるのはないだろうか"
Berners- Lee氏は今日のインターネットユーザーがよく経験しているネットワークの混雑、オリジン集中型のウェブサイトの問題点を当時から予見しており、インター ネット コンテンツのよりよい配信方法を根本的なところから発明出来ないかをLeighton博士に持ちかけました。
akamai_platform.png

その後Leighton教授の弟子だったDanny Lewin氏や、その他の優秀な研究者たちのチームによって分散型エッジサービスによるソリューションを実現する画期的なアルゴリズムが開発されました。
このチームは1998年、優勝チームに賞金$35Kが支払われる(合計$50kの賞金)MITのビジネスプランコンテストにそのソリューションを持って参加しました。
優れた研究内容が認められ、コンテストでは100チーム中最終選考の 6チームに選ばれました。しかし、ビジネス利益を創出するプランが足りなかったため、惜しくも優勝には至りませんでした。
その当時Tom Leighton博士やDanny Lewinチームが考えたソリューションは次のように今日もアカマイがお客様に紹介している「アカマイのメリット」と同じ内容でした。
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その後MITではこのアルゴリズムをベースに実際のプロトタイプを作成、、後にはそれを元に「Akamai」(ハワイ語で「賢い」という意味)と言う会社を創設することになります。
会 社設立後のある日のことですが、人気映画「スターウォーズ」の予告編をアカマイ経由で配信してほしいと依頼が来ました。当時、米Apple Computerのスティーブ・ジョブスはその映画予告編配信をQuickTimeサイトで独占契約をしていましたがアカマイはその事実をしらず、別の会 社から依頼を受けていました。予告編の配信開始が夜9時、QuickTimeサイトがダウン。多くのエンドユーザーがダウンロードすることが出来ませんで した。
一方で、アカマイを利用した会社のウェブサイトからは問題なくダウンロードすることが出来ました。もちろん次の日の新聞にはその記事が掲載され、そのお陰で「アカマイ」の名前は世に知られることになります。
その後1999年からはApple Computerとアカマイの提携関係が始まり、2002年にはAppleの映画予告編視聴サイト「QuickTime Movie Trailers」にアカマイのプラットフォームとコンテンツ配信サービスを導入することになります。

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