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動画配信技術 その3 - Universal Streaming(HDS/HLS)

過去2回のBlogでHDSとHLSについてご紹介させて頂きましたが、Akamaiではこの2つの規格を同時に配信する事が可能です。
"同時に"とはつまり、

  • 1つのファイル/LiveフィードでHDS/HLS配信ができる。
  • 1つの配信ホスト名でHDS/HLS配信ができる。
事を意味しています。

UniversalStreaming.png

配信ホスト名はLive/Ondemandにおいてそれぞれ以下のような形になります。

Live

HDS : http://universal_live-lh.akamaihd.net/z/[Event_Angle]@[streamid]/manifest.f4m
HLS  : http://universal_live-lh.akamaihd.net/i/[Event_Angle]@[streamid]/master.m3u8

universal_liveの部分はお客様で自由に命名して頂きます。

Event_Angleはエンコーダ側で設定します。
例えば、同一イベントにて複数のカメラアングルからLiveフィードを行う場合、
Event_Angle1
Event_Angle2
Event_Angle3
とする事で複数のカメラからの映像を同時配信する事が可能です。
野球で言えば、Angle1:バックネット裏、Angle2:内野スタンド、Angle3:外野スタンドというような割り振りができますね。

streamidはAkamaiから提供するIDとなります。
streamidを複数のイベントで使い回す事も可能ですが、基本的にはイベント(チャンネル)毎IDを分ける事を推奨しています。

HDS/HLSともに同一ドメイン(universal_live-lh.akamaihd.net)での配信となりますが、/z/、/i/の部分とリクエストするファイル名が異なる事に注意が必要です。

Ondemand

HDS : http://universal_vod-vh.akamaihd.net/z/path/to/content/video.mp4/manifest.f4m
HLS :  http://universal_vod-vh.akamaihd.net/i/path/to/content/video.mp4/master.m3u8

Live同様universal_vodの部分は自由に命名下さい。

path/to/contentには実際のファイルが置かれている場所へのディレクトリとなります。

複数のレンディションにてコンテンツをご用意されたい場合は、以下のようなURLにてAdaptive Bitrateを実現可能です。

EX)
Source Files:
/h264/seeker/video_400K.mp4
/h264/seeker/video_650K.mp4
/h264/seeker/video_1Mbps.mp4
/h264/seeker/video_1.4Mbps.mp4

URL:
http://universaldemo-f.akamaihd.net/z/h264/seeker/video_,400K,650K,1Mbps,1.4Mbps,.mp4.csmil/manifest.f4m

いかがでしょうか。
少し分かりづらいかもしれませんが、400K,650K,1Mbps,1.4Mbpsの部分をカンマ(,)で繋ぎあわせる事で、動的に複数レンディションに対応したmanifestファイルを作成する事ができます。

これはClient-Side URL Syntax (CSMIL)と呼ばれる手法で、URLベースでシンプルに複数レンディションコンテンツをコントローする事が可能であり、これまで利用されていたSmile File作成/管理の負担を軽減する事ができます。
※もちろん、Smile Fileで運用したい場合も対応可能です。



Universal Streamingを利用する事の利点は主に以下の3つが挙げられます。
  1. 複数デバイスにリーチできる。
  2. コンテンツの管理負担が軽減できる。
  3. 予期せぬトラフィック増(ピーク性)にも安定配信を提供できる。

何と言っても1.によるメリットは大きいのではないでしょうか。
PC, Android,iOSといったほぼ全てのインターネットユーザーClientにリーチでき、しかもそれぞれに必要な配信規格を気にする事はありません。

また、コンテンツの一元化によるコストカットも大きな魅力ですよね。

3.に関してはリーチする端末が増えれば当然トラフィックも増えてきますので、パフォーマンス維持のためにどの程度サーバ側への投資をするかどうかは各企業の悩みの種だと思います。
しかし、AkamaiのPlatformを利用すればそんな悩みも必要ありません。



ぜひ一度AkamaiのUniversal Streamingを体験してみてはいかがでしょうか。

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