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動画配信技術 その2 - HTTP Dynamic Streaming(HDS)

本日はHTTP Dynamic Streaming(HDS)について紹介します。

HLSとHDSは似たような名前で区別がつきにくいですが、HLS=Apple, HDS=Adobeの規格であり、HTTPによる動画配信技術という点では同一です。
ただし、その中身はそれぞれ異なります。
 
まずは前回同様対応可能なCodecを確認しましょう。
下記表はAkamaiでHDS配信可能なCodec一覧となっております。

HDS_Codec.png
HDSもHLS同様メディアファイルをセグメント化/分割化します。
Adobeはセグメント長の推奨値を6秒としていますが、こちらも変更は可能です。

ただし、セグメント長を変える時には必ずKeyframeが各セグメントの先頭にくるよう注意して下さい。


HDS - Ondemand
Ondemand配信では、メディアファイルをAkamaiの提供するNetstorageか、お客様ご自身で用意するOrigin Serverにアップロードして下さい。
後はAkamai側で配信設定を行うだけですぐにでもHDS配信が可能になります。

HDS_ondemand.png

HDS - Live
Live配信では映像をRTMPでフィードするエンコーダをご用意下さい。エンコーダはAkamai Platformに準拠したものをいくつか推奨させて頂いていますが、それ以外のエンコーダでも別途テストを行った上で採用する事は可能です。
エンコーダには弊社指定のEntry Point(EP)にフィードするよう設定して頂きます。
後はOndemand同様Client側の配信設定を行えば、すぐにでもLive配信が可能となります。

また、EPをPrimary/Backupの2つにフィードして頂く事で、もしPrimaryに異常があった場合はServer sideでFailoverが行われ、Client sideでは何事も無かったかの用に映像が流れます。

EPは現在国内では東京/大阪に設置されていますので、エンコーダからより近いリージョンをアサインさせる事が可能です。

HDS_live.png

ClientはManifestファイル(.f4m)にアクセスし、必要な情報を読み込んだ上で各セグメントファイルをリクエストします。

AkamaiのEdge Serversはon the flyでセグメント化を実施し、Client端末への配信を行います。
もちろん、一度セグメントファイルがキャッシュされればそれ以降のリクエストはキャッシュから配信され、高パフォーマンスとスケーラビリティを実現します。


このように、Akamaiではそれぞれの配信規格に必要な処理を全てAkamai HD Network内で行うため、お客様に負担をかけず最新の動画配信を提供しています。


最後に一点注意事項です。
アカマイでのHDS配信を実現するには、Playerに弊社指定のCore libraryもしくはPlug-inを実装する必要があります。

最近では無料で提供されているブラウザ用PlayerやAdobe Air、さらにはOSMFやThird Partyから提供されるAndroid用Player開発のSDK等、Player開発には様々な選択肢があります。
Akamaiではお客様のPlayerに合わせて上記モジュールの提供をサポートしております。
また、AkamaiオリジナルのPlayerもご提供できますので、Playerの準備に悩まれている方にもすぐ配信が実現できますのでご安心下さい!!



さて、次回はHLSとHDSが同時に配信できるというUniversal Streamingのご紹介です。


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