Akamai Diversity
Home > February 2013

February 2013 Archives

皆さんは、" AQUA (アクア)" と聞いて何を思い浮かべますか?

国産小型のハイブリッドカーでしょうか?家電でしょうか?
それとも MAC OSX の UI  でしょうか、、、?

いえ、違います。

AQUA とは、" アカマイの WEB ソリューション " の事です(キリッ)

アカマイでは、昨年、これまでお客様にご利用頂いてきた、
各種サービスや商品を整理し、5 つの柱となるソリューションを立ち上げました。

products.pngのサムネイル画像
過去2回のBlogでHDSとHLSについてご紹介させて頂きましたが、Akamaiではこの2つの規格を同時に配信する事が可能です。
"同時に"とはつまり、

  • 1つのファイル/LiveフィードでHDS/HLS配信ができる。
  • 1つの配信ホスト名でHDS/HLS配信ができる。
事を意味しています。

UniversalStreaming.png

今回は、企業情報システムにてAkamaiの技術がどのように活用いただけるのかについてご案内させていただきます。
これまで、企業内ネットワークのシステムを国内外の事業所などから利用可能にする為の方法として、多くの企業では専用線やIP-VPNなどによるプライベートネットワークの拡張によってこれら要求を満たしてきました。
Terra_1_01.png   Terra_1_02.png
2012年の時点で一般的なウェブサイトのサイズは2003年の11倍、1995年と比べるとなんと79倍という結果が出ています。
この状況でありながらもユーザーは更に快適なアクセスを要求しなかなか表示されないサイトを容赦なく閉じてしまう傾向にあります。
要するに数秒、それどころか数十分の一秒の差がユーザーがサイトをアクセスしてくれるか、つまり「売れる」か「売れない」かを左右する場合があります。
AkamaiのFEO(Front-End Optimization)はこの差に注目しお客様のウェブサイトを極限まで高速化し、1/10秒の世界で勝ち続けるためのノウハウとサービスを提供しています。

隠されたスピードのポテンシャルを引き出せ!Front-Endとは何か
コンテンツ配信やウェブアプリケーションの高速化を行う時、まず手をつけるのはおそらくHTMLの最適化やデータベースコールの減少などサーバー側、つまりバックエンドで行う事でしょう。
しかし残念ながらバックエンドはエンドユーザーが体感する配信速度の約10%にしか影響しません。これは例えどれだけ自社設備上でチューニングを行っても10%以上の劇的な変化は見込めないということを指しています。
その後データが自社設備から出て数々のネットワークを経由してインターネットを通過していくミドルマイル、エンドユーザー環境にデータが届きブラウザーでレンダリングされ表示されるまでのフロントエンドが体感速度の9割を占めている事になります。
このミドルマイルとフロントエンドを制覇する事ができれば大きな速度改善が見込め、ビジネス的にもプラスな影響を与える事ができます。
ただしソースコードやデータベースは手元にあるものなので調整しやすいのとは異なり、一般的に一度自社設備を出てインターネット空間に出て行ったものは制御できないと思われがちです。
Akamaiはこのポイントに注目し、普段ブラックボック状態であるフロントエンドの最適化メソッドを開発しお客様サイトのスピードのポテンシャルに挑み、周りより「一瞬でも早く」を目指しています。

4つのアプローチから成るFront-End Optimizationとは。。。
では、Akamaiはサイトのフロントエンドを最適化をどのように行っているのでしょうか。これは大きく分けて同時適用されている4つの画期的な方法から成り立っています。
・HTTPリクエスト回数の軽減
一つのページを表示させるにはベースとなるHTMLだけではなく画像や、CSS、JavaScriptなどのデータもリクエストする必要があります。これらは一つのページを正しく表示させるために必要なデータありながら別々のオブジェクトであるため別々のHTTPリクエストで処理される事になります。場合によってはリクエストしているオブジェクトよりHTTPリクエストを成立するためのオーバーヘッドの方がデータ量が多い場合さえあります。
Akamai FEOは複数のオブジェクトを一つのリクエストに収容したり、ローカルキャッシュを屈してリクエストの発生を抑えたり、小さなオブジェクトを直接HTMLに統合したり等の技術でこれを達成しています。
・データの軽量化
エンドユーザーへの一番分かりやすいボトルネックは使っているプロバイダーの接続速度、それともう一つがコンテンツの大きさです。前者は流石にAkamaiではハンドリングできませんが、後者はAkamaiの技術を使いスマートにデータを軽量化する事ができます。
例えば大きな画像を小さな画面の携帯端末に送る必要はありません。またHTMLやCSSファイルにある改行コードやホワイトスペースも動作的には全く不必要です。
このような不必要な部分をAkamaiアーキテクチャー内でトリミングしてからエンドユーザーに配信する事によって結果的に最小限のデータ交信で済むわけです。
・レンダリングの高速化
エンドユーザーが使っているブラウザーの性質を知る事によってAkamai FEOは様々な制約をオーバーライドする事ができます。
例えばブラウザーによってはダウンロード中はサイトのレンダリングを中断してしまうものや、同時期ダウンロード数に上限があったり、スクリプト実行中はダウンロードが一時停止してしまう等の制約がありますがHTMLを再コードする事によってブラウザー上で行われるタスクの優先順位を変更したり複数のサブドメインを使う事によって不必要なスクリプトの実行を抑えたり、ページを閲覧しながらリアルタイムでエンドユーザーに実際に見えている部分を優先的にレンダリングできるように設定したりできます。
・サードパーティーコンポーネントの最適化
最近のサイト運用に欠かせないのが広告やソーシャルメディアのウィジェット、サイト分析用スクリプトなどのサードパーティーコンポーネントです。
しかしお客様のサイトがどれだけ完璧にチューニングされていてもこのサードパーティーコンポーネントのレンダリングが遅ければ重大でボトルネックになりかねません。
ましては自社で管理しているコンテンツではないので直接手を加える事も不可能な状態です。
Akamai FEOのサードパーティーコンポーネント対策はこのようなコンテンツのレンダリングを自社コンテンツから一旦引き離す事によってエンドユーザーに届けたい内容をまずいち早く提供する事ができます。

ミドルマイル+フロントエンド=トータルソリューション
これまでAkamaiのソリューションは主にミドルマイルに集中してきました。
今では代表的なコンテンツをキャッシュするDynamic Site Deliveryや更にそれを高速化するDynamic Site Accelerator、客様のアーキテクチャーを脅威から守る様々なセキュリティーソリューション、冗長性を持たせたストレージサービスNetStorageなど、様々なサービスをお客様に提供してきました。
これにFEOが加わった事によりAkamaiはお客様のサイトをエンドユーザーにとってより早く、魅力的なものに変えて行くトータルソリューションを提供できるようになり、1/10秒を競うネットコマースの世界で戦っていく上でお客様の力強いパートナーとなる事を目指しています。

Webサイトセキュリティ

アカマイでは四半期に一度、インターネットの現状(The State of The Internet)というレポートを刊行しているのですが、ご覧になられたことはありますか?

インターネットの現状

新聞やニュースなどで取り上げられる際は日本の接続速度が世界的にも早い、という部分が主に取り上げられる のですが、実はこの中には攻撃トラフィックの上位発生国やその割合、攻撃対象のポートのレポートなど非常に有益な内容が含まれています。

アカマイの歴史

大学の学術が実際に商用化され、会社設立に繋がり、社会に貢献してきたケースは数多くあります。しかし研究としては優れたものが会社の形になるまでには相当の努力が隠れていると思います。

世界のトラフィックの約23割を捌いている「アカマイ」も最初は「ウェブの高速化」と「オリジンの負荷軽減」などを実現するための大学の学術からスタートしました。

1995年初頭、Massachusetts Institute of Technology MIT)ではある学問的な問題が提起されました。それはワールド・ワイド・ウェブの考案者である、MITTim Berners-Lee 氏が当時オフィスが隣接していたTom Leighton 博士に次のような課題を提起したことです。

本日はHTTP Dynamic Streaming(HDS)について紹介します。

HLSとHDSは似たような名前で区別がつきにくいですが、HLS=Apple, HDS=Adobeの規格であり、HTTPによる動画配信技術という点では同一です。
ただし、その中身はそれぞれ異なります。
 
まずは前回同様対応可能なCodecを確認しましょう。
下記表はAkamaiでHDS配信可能なCodec一覧となっております。

HDS_Codec.png

Akamai Universityで学べること

お客様により弊社の技術や製品の事を知ってもらうためにAkamaiでは通常のITサービスだけではなく優れた教育サービスも用意しています。
今日は私自身もこれまで二度講師をつとめさせていただいているAkamai Universityを紹介します!
様々なオンラインビジネスをサポートしてきた10年以上の経験を最大限に活かし、プロフェッショナルな環境で充実したセミナー内容を分かりやすい資料を使い説明する事を目指しています。
Akamai University Logo.png

Akamaiでは多くの動画配信プロトコルをサポートしています。
特に最近はHTTPによる新しい動画配信技術の需要が高まってきており、HLS、HDS、SmoothStreamingでの配信が世界中で盛んとなっています。

そこで、このブログでは3回に分けてそれぞれの仕組みを解説していきたいと思います。
まず本日はHTTP Live Streaming(HLS)について解説します。

HLSはAppleが自社のiOS端末に向けに開発したHTTPによるメディア配信の規格です。

HLSによる配信のワークフローは以下のようになっています。
    1. コンテンツの準備
    2. コンテンツの再パッケージ化
    3. 再パッケージされたコンテンツのセグメント化
    4. ビデオストリームからオーディオトラックを抽出(Optional)
    5. 端末からHTTPによるリクエスト