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アカマイ化(Akamaize)

世界中約12万台のアカマイサーバとネットワークを使って、お客様のWebシステムを「アカマイ化」することで、

  • Webサーバの負荷軽減
  • Web閲覧の高速化
  • スムーズなストリーム配信
  • セキュリティ強化
等を実現することができます。
でも、実際に「アカマイ化」するには既存のWebシステムに対して大幅な修正を加える必要がある、とお考えではありませんか?実はそんなに手を加える必要はありません。

今回は、どのように既存のWebサイトを「アカマイ化」するのか、についてお話しします。

アカマイ化 (Akamaize)とは?

お客様のWebサーバとエンドユーザ(Web閲覧者)の間にアカマイのサーバやそのネットワークを介すことで、

  • お客様のWebサーバに代わってエンドユーザにとって最適なアカマイサーバからキャッシュデータを配信したり、
  • ユーザの通信環境に応じたビットレートのストリーム配信を行ったり、
  • DDos防御等のセキュリティ対策など
を行うことが出来ます。
このようにサーバ増強に頼らず、アカマイサーバを使ってWebシステムの性能、信頼性を向上させることを、「アカマイ化」と呼んでいます。

今回は、アカマイの代表的な機能であるキャッシュ配信を例にアカマイ化についてお話ししていきます。

インターネットにおけるDNS、Aレコード、CNAMEレコードの役割

まず、アカマイ化を説明する上で必要になる、DNS、Aレコード、CNAMEレコードについて簡単に説明します。インターネット上のコンピュータ同士はIPアドレスでお互いを認識しています。DNS(Domain Name System)の役割は、ブラウザに入力されたホスト名をIPアドレスに変更することです。
例えば、URL:www.customer.comを閲覧する際に、WebブラウザはDNSサーバに問い合わせ、URLに対応するIPアドレスを取得し、そのIPアドレスを使用してWebサーバからコンテンツを受けとります。
DNSでもっとも基本となる「Aレコード」は、ホスト名とIPアドレスを対応させます。また、一つのホストに対して複数のホスト名を対応させる情報を「CNAMEレコード」といいます。
Webサーバへ新たにホスト名を追加する際にはAレコード、特定のホストを別のホストに転送する場合にCNAMEレコードを使用します。
アカマイ化ではこの2つのレコードを操作します。

お客様のページ: www.cutomer.comのアカマイ化

まず、アカマイ化する前の動きを見てみましょう。

Webブラウザは、入力されたURL:www.customer.comをDNSに問い合わせ、WebサーバのIPアドレスを取得し、リクエストをお客様のWebサーバに送信します。それぞれのエンドユーザはお客様のWebサーバからコンテンツを受信します。

BeforeAkamaize.png

ここからアカマイ化していきます。

アカマイ化するために、DNSのCNAMEレコードにアカマイDNSサーバのURLを追加していただきます。これにより、Webブラウザで入力されたURL:www.customer.comは、お客様のWebサーバに直接リクエストを送信せず、www.customer.com.edgesuite.net が返すエンドユーザにとって最適なアカマイサーバのIPアドレスへリクエスト送信します。
また、www.customer.comはアカマイのサーバへ向けられるため、アカマイサーバがWebサーバへアクセスするために、DNSにお客様のWebサーバを示す別ホスト名origin.customer.comを追加する必要もあります。Aレコードの追加です。
これにより、エンドユーザがwww.customer.comへアクセスした際に、お客様のWebサーバに代わってアカマイサーバがキャッシュされたコンテンツを配信することができ、キャッシュコンテンツが古い場合等必要に応じてアカマイサーバはorigin.customer.comにアクセスすることが出来ます。
エンドユーザはアカマイサーバからデータを素早く受け取ることができ、お客様のWebサーバは直接エンドユーザからのアクセスが無いため、トラフィックやCPU負荷を減らすことができます。これでアカマイ化が出来ました。

AfterAkamaize.png

既存のWebシステムの変更は必要ありません

お客様にとって、アカマイ化する上で必要な作業は、DNSのAレコード追加によるお客様ホスト名の追加と、CNAMEレコードによるアカマイサーバのホストを追加していただくことです。
Webシステムの開発者や運用管理者にとってはリスクの高い変更作業と思われがちですが、通常、既存のWebシステムに手を加える必要はありません(別途、アカマイサーバー側の設定作業が必要です)。

アカマイのサーバ、ネットワークを使った既存Webシステムの性能、信頼性向上 = 「アカマイ化」 は、DNSのレコード編集で実現することが出来るのです。


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